ふと空を見て、思うこと。

あの人も、同じ空を見上げてたらいいなぁ…
なんて。

もう、叶わないって、
あたしじゃダメって、
分かってるのに。

諦めきれない。

ちょっと話すだけでも、期待してしまう。

…恋って、複雑なんだなぁ…

あれでも、初恋…だったんだよ?

こんなに苦しくなるなら、
君に会わなければよかった。

なんであの時、言えなかったんだろ。

ホントはイヤだったのに、
「ありがとう」
なんて言ってしまった。

「嫌。」
とか言ってたら、なんか変わってたかな…

結局、最後まで嫌われるのを恐れて、
何も言えなかった。

あたし、嘘までついて、何がしたかったんだろ。

もう一度だけでも、チャンスがあればな。

次こそは、踏み外さないようにするよ。

なんて、言っても変わらない。


……やっぱり、
「ありがとう」
が正解かな。

だって。

最後くらい、笑顔で別れたいから。


シ シ シ シ シ シ シ シ シ シ シ


あれから2ヶ月──。

君は今、どこにいるのかな。

私が日本だとしたら、ブラジルくらいかな?

違う。太陽くらいだよ。
それくらい、遠く。
でも、私にとって大きな存在。

私の気持ちはまだ君に近づこうとしてるけど、
君はどんどん離れてく。

手は届くのに、心は届かない。

この立ち位置がこんなにも苦しいなんて、
初めて知った。

君があの子と笑っていると、
見たくなくてつい下を向いてしまう。

やっぱり無理だよ、私には。


──気づいたら泣いていた──。


ア…ア…ア…ア…ア…ア…ア…ア…ア


あの子にちょっかいをだす君。
あの子と鞄を並べる君。
休憩時間、何気なくあの子の側に行く君。
あの子と楽しそうに話してる君。
あの子とメールの話をする君。


ね、分かり易いでしょ?

あの子は気づいてない見たいだけど。


私とメールしてた時の優しい言葉、あの子にも言ってるの?

今日もあの子いじってたよね。
「なんとなく。」って言って。

ちゃんと見てたよ。

…なんか、嫉妬してるみたい。

してないことはないけど、
応援しようとは思ってるよ。

できるか分かんないけど。

…………ごめんね……。

ededededededededed

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